叩かれて強くなる。

昨日は久しぶりに各地で大規模なイベントが動きました。

新人スタッフも沢山入るので、僕も機材撤去作業に参戦。

走り回るし、汗ダクダク。こりゃー痩せるわい

お陰で今朝は少し浮腫んでます＾＾；

昨日の現場は、僕の可愛い後輩が指揮を任されておりました。まだまだ彼も不甲斐なく、お客さんからボロクソに怒られてしまいます

そして、失態があると僕からも注意を受けてしまいます。

それでも彼は走り回り、申し訳ありません！と元気よく汗を流す。

時々見え隠れする不安そうな顔。でも、作業前にクドクドと僕から話をされていた「笑顔と感謝を絶やすな！」という約束をしっかりと守ろうと懸命です。

多分、僕の見えないところでも色々と叱られたことでしょう。

でもこれでいいと思います。これで彼もまた一つ強くなるでしょう。

僕の尊敬する人から教えてもらった事。

『叩かれて男の子から男へとなる』

ちょっと今の時代では、アレな気もしますが、僕はこれは必要なことだと思ってます。特に大切な人や弱い人を守るべき男性にとっては必要なことでしょう。
社長の鞄持ちを約３年間続けました。その間はボロクソに怒られたり、ほぼ毎朝4時起き、身嗜みや言葉遣いを細かく注意され、そしてまた怒られた。怒られたではなく、怒って頂いたですね。まぁどっちでも良いですが。。。
正直凹んだり、20台半ばにもなって何度も何度も同じような事で注意されるうち、自分がなんでこんなに出来ないのだろう？と悔しくて涙したものです。逃げ出したかった。隠れたかった。投げ出したかった。でも、続けて良かった。これが今の感想。解らないものです人間の価値観なんて。

現在明けて朝7時。

叱られて、走り続けた後輩は、クタクタに疲れ果て今頃は夢の中でしょうでも、残念ながら日報と報告書が提出されておりません。大変だったんだろうなぁ。気持ちはよくわかります。でも、これでは駄目です。

そして、僕は彼に電話をかけるのです。

「バカタレ！日報と報告書を出せ！」